report57:【篠栗男児餓死事件】依存関係にまで追い込まれる手口と流れ~関係を断つ方法とは⁉~【マインドコントロール】
皆様、こんにちは。
ライフサポート永和 広報担当:kuuでございます。
新型コロナウィルスが2020年以降猛威を振るってきた中で、連日のように報道されます幼児虐待や親族間での暴行殺人事件、そして恋人・夫婦間でのDVやモラハラ被害。
新型コロナが流行する以前から度々ニュースとなってきましたが…
コロナ禍での外出自粛により更に増加傾向にあり、これまで以上の社会問題となってきているように感じます。
そんな中で、つい先日 世間を震撼させた福岡県篠栗町で起きた『5歳男児餓死事件』。
加害者として逮捕されたのは実の母親とその"ママ友"であるという、とても奇妙な間柄であったことに皆様も驚かれたことと思います。
なぜ、母親は"ママ友"である友人の言うことを聞いてしまったのか。
関係を断つ術は本当に無かったのでしょうか。
そこで今回は、『依存関係にまで追い込まれる手口と流れ~関係を断つ方法とは⁉~』というテーマで、福岡県篠栗町事件で起きた事件を基にマインドコントロールされやすい方の特徴と共通点、関係を断つ方法を当所の見解を交えつつ考えてみようと思います。
福岡県篠栗町5歳男児餓死事件
画像出展元:福岡県篠栗町のニュース|BIGLOBEニュース
2020年4月18日、福岡県篠栗町に暮らしていた当時5歳の男児が餓死した。
死亡当時男児の体重は10キロ程度しかなく、死亡前の10日間は水だけしか与えていなかった。
2021年3月、福岡県警察は男児の母親 碇利恵容疑者(当時39歳)と友人 赤堀恵美子容疑者(当時48歳)を保護責任者遺棄致死容疑により逮捕。
赤堀恵美子容疑者は2020年12月にも詐欺容疑で逮捕されていた。
赤堀容疑者は碇容疑者にマインドコントロールを行い、長期に渡り多額の金銭を搾取し、虐待を行い、碇家を管理していた。
出展元:Wikipedia
騙されやすい人の特徴
騙されやすい方という言い方には少々語弊があるかとも思いますが…騙されやすい=信じやすい方の特徴は、DVモラハラ被害に遭われる方と少し似た部分があるような気がします。
当所業務レポートブログでDVモラハラについて、過去にまとめた記事より引用しました。
⇩⇩⇩
DVやモラハラの被害に遭った多くの人達の特徴は社交性がない、自己表現力が乏しく、周りにとても気を遣う人です。
被害に遭っている事の自覚がなく、そして周りに無意識に隠そうとする為、それにより人間関係を自分から遮断してしまい孤立・孤独になります。
結果、“共依存による小さな社会*での縛り”の中で生きているという事が抵抗できない理由の一つだと思います。*小さな社会とは、子供の場合は学校 夫婦の場合は家庭 職場の上下関係ですと職場内を指します。
夫婦間DVに関しての多くは「結婚してから人が変わった。」、「昔はこうでは無かった。」とよく耳にするのですが その理由は婚姻関係を結んだ時点で夫婦間によるルールが必然的に表れてしまうからです。
結婚する事で“小さな一つの社会が生まれ”その中で主従関係が確率されてしまい、依存し、何が常識なのかも、善悪の区別もつけられず その心理状態から逃げられなくなる。ほとんどの場合が こういった流れだと思います。
さて上記内容と事件の加害者(母親)の性格面を改めて考えていきますと、赤堀容疑者と知り合う以前は元夫と3人の子供達と共に遠出したり…一軒家の庭でプール開きをするなど、何気ないごく普通の家庭だったのですが…
2018年5月頃から、赤堀容疑者は「悪口を言われているよ」などと碇容疑者に嘘を言い、碇容疑者に他のママ友と顔を合わせても挨拶をせずに逃げたりさせるなど、碇容疑者と他の友人たちを疎遠にさせた上に、碇容疑者に対して「ママ友があなたの悪口を言っている」「あなたの夫が浮気している」「信用しているのは私だけ」などと口説き、マインドコントロールを行った。
マインドコントロールのよくある手口で、少しずつ信頼関係を築いていっては最終的に周囲との関係性を遮断させて自身のサークル内に収めようとします。
この点もまたDV被害者の方と非常によく似ており、『俺と友人、どちらが大事なんだ。』と投げかけては配偶者と友人の関係を段々と薄れさせていき徐々に孤立・孤独にさせていきます。
この時の被害者心理としては、"相手を怒らせたくない"、"相手に嫌われたくない"といった感情が生まれます。
信用してしまう心理状態
ここからは、誰しもが疑問に思った点を追及してしていきます。
『なぜ、母親は"ママ友"である友人の言うことを聞いてしまったのか。』
アディクションの関係性となってしまった段階で、母親にとって唯一 頼れる存在が赤堀容疑者しかいなかったのです。
元夫に関する問題(浮気調査費用や裁判費用)も渡してしまった=借金を抱えてしまった状態にもあることから肉親や親族へも頼ることが出来なくなったのではと考えられます。
SOSが出せない本当の理由⁎˚
— kuu@メンタルヘルス🍀美容(blog&Vtube) (@kuu_supporteiwa) March 3, 2021
💥弱い自分を知られたくない
💥哀れみの目で見られたくない
💥今現在の環境が変化するのを恐れる
💥助けを求めた所で…と諦めている
誰かに縋りたいけど声を挙げることが出来ない方も多く…少しの勇気と行動で未来が少しでも明るくなりますように🍀#葵い空から #ビーナス https://t.co/ILpXVfrwHC pic.twitter.com/7Kzf7ljkkl
そして極めつけは赤堀容疑者も使用していた"ある言葉"。
バックにヤクザがいる。
マインドコントロールされる=騙されやすい方々のほとんどが上記のワードによって脅されては金銭搾取されいるのです。
確かに一般人からすれば、とても恐ろしい言葉で、自身や自身の身近な方が危険にさらされるのでは…と考えたら怖くて相手の言う通りにせざるを得ない状態に陥ってしまいます。
しかし、上記のワード。
嘘であっても本当であっても上記発言をした場合、罪に問われることを知らない方がほとんどなのですね。
日本の法律の中には暴対法(暴力団対策法)というものがあります。
「不当な行為」の禁止と措置命令、罰則本法は第2章において、指定暴力団等の暴力団員が、指定暴力団の威力を示して民事介入暴力などの暴力的要求行為を行うことを禁じる(9条)。
なので、赤堀容疑者のように"自身の身近に暴力団関係者がいる"という発言と同時に金銭を要求された又は暴力的な発言や行為をされた時点で法律的にもアウトなのですね。
当所記事をご覧になられている方の中で、もしこのような関係性から脅され悩んでいる場合は、速やかに最寄りの警察署へ行き相談することをおすすめいたします。
マインドコントロールされる前に
最期に最大の問題…関係を断つ術は本当に無かったのでしょうか。
上記までの内容を踏まえた上で結論から言いますと、マインドコントロールされてしまう=共依存状態に陥った場合は、第三者の介入がない限りほとんどの場合は不可能であると考えられます。
男児餓死事件の母親の携帯電話から下記のようなメモも見つかっています。
「きょうも食べさせられなかったね ごめんね」
心の中で"このままではいけない"、"どうにかしなければ"と思う一方で、世間から孤立してしまった事から "もう後に引けない"、"どうしたらよいか分からない"という混乱状態の中、必死で自身の中のアディクションと葛藤していたように感じます。
虐待やDVのほとんどの場合が"大惨事"が起きてから事の重大さに気付き、我に返るといった方が大半なのですね。
なのでそうなる前に自身で気付くことが重要となってくるのです。
依存関係の相手に少しでも不信感を抱いた場合、下記事柄をぜひ実践してみて頂きたい。
一旦落ち着いて自身の生活環境を見直すことです。
頭の中で整理しようとすると、きっと混乱してしまうことから 1枚の紙に箇条書きでまとめてみましょう。
- 自身と相手との関係性(例:恋人、夫婦、不倫関係等)
- 生活する上で、自身もしくは相手に恐怖を感じる点(例:暴言や暴力、激しい束縛、ヒステリックになる、金銭を要求してくる等)
- 相手がいることで困ること(例:周りに紹介できない、気軽に家族や友人に連絡できない、金銭的負担等)
- 相手が居なくなって困ること(例:やる気がなくなる、金銭的に困る、空虚感が生まれる、ソワソワする等)
- 相手に対しての正直な気持ち(例:実は〇〇だと感じていた、愛情よりも恐怖心の方が多い等)
- 相手との未来が想像できるか(例:想像できない、出来ることなら別れたい、改心してくれるなら このまま一緒にいたい等)
おわりに
人は何かに依存しないと生きていけない。
恋人、夫婦、家族、友人、スポーツ、ギャンブル、SNS、ゲーム、宗教等…。
確かに、その通りだと今でも確信しているのですが…それが明るい未来へと進むための依存なのか。前に進むことができない その場限りの依存なのか。
それを判断することは、中々 難しいものです。
ですが どんな理由であれ、小さな命を無碍にすることだけは絶対に許されることではありません。
当所記事が1人でも多くの悩み苦しむ方々の力となりますように…。
一人でも多くの方の力になりたい。助けになりたいという思いから…初回特典としまして、オンラインでのご相談無料キャンペーンを実施いたしております。
お一人お一人を大切に、丁寧に誠心誠意を持ってカウンセリング致します。
生活に関する ありとあらゆる悩み(人間関係・精神疾患・恋愛・結婚・育児・探偵業務に関すること等)にお応えするため、日々 精進すると共に、少しでも多くの方のお役に立てますように全力で対応させて頂きます。
この機会にぜひ、一度ご利用下さいませ。
スタッフ一同、心よりお待ち致しております。
※友達追加された時点でのクライエント様のLINEアカウント情報は こちらからは全く見えませんので、ご安心ください。
※強引な営業、勧誘、詐欺行為、法律に違反する行為、又はそれに関わる行為を一切行っておりません。
詳細は友達追加からどうぞ。→

*。・★オンラインカウンセリングご予約・お申込み方法☆*。・
*。・★ライフサポート永和 事業内容詳細☆*。・
カウンセリング理念、クライエント様の声、各種料金・お申込み方法など。
ライフサポート 永和では、各種探偵業務に関するご相談も無料で行っております。
- 誰にも相談できない上に、警察や弁護士に頼ることが出来ない。
- 自身が詐欺被害に遭ったか確証がなく、調査・確認作業をして欲しい。
- 出来ることなら、家族や親族に内密で調査依頼がしたい。
★☆弊当所探偵業務調査・対応・カウンセリング面談について。
-
クライエント様の無理のない料金設定をご提案 致します。
-
無駄のない調査内容をご提示 致します。
-
カウンセリング、調査報酬、全て込みの業界最安値!自信を持って調査報告書を提出致します。
-
クライエント様のプライバシー保護をお約束致します。
-
強引な営業、勧誘、詐欺行為、法律に違反する行為、またはそれに関わる一切の事は決して致しません。
お金より お客様の気持ち重視で 対応・面談・調査致します!
どんなに小さなことでも構いません。
実際に被害に遭っている方へ、ぜひ改善と解決のお手伝いをさせて下さいませ!
下記 お問合せフォームより、お気軽にご相談くださいませ。
⇩⇩⇩
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます。